提一燈。行暗夜。勿憂暗夜。只頼一燈。
“一燈を提げて暗夜を行く。暗夜を憂えることなかれ。只一燈を頼むのみ。” 佐藤一斎「言志晩録」十三条

2011年8月31日水曜日

わたしの(好きな)言志四録 その84



110823

言志録 第84条




下情は下事と同じからず、
人に君たる者、下情には通ぜざる可からず。
下事には則ち必ずしも通ぜず。


それぞれの立場・地位に応じた、特殊な技能・技術、ノウハウはある。
上に立つ者は、自ら、それらに通じている必要は必ずしもないが、
それぞれの想い、感情については、
心を配る必要がある。

人は「情」で動く現実を直視すべきと。

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