提一燈。行暗夜。勿憂暗夜。只頼一燈。
“一燈を提げて暗夜を行く。暗夜を憂えることなかれ。只一燈を頼むのみ。” 佐藤一斎「言志晩録」十三条

2011年8月19日金曜日

わたしの(好きな)言志四録 その79


110818

言志録 第79条

聡明にして重厚、威厳にして謙沖。
人の上(かみ)たる者は当に此の如くなるべし。



聡明さが、軽さにならず、
威厳ある姿が、勿体ぶった態度にならない。

重々しさが、愚鈍に見えず、
謙虚なこだわりのなさが、重心のブレにならない。

四十にして惑わず、としても、
これは、容易でない仕業だ。

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