日日是提燈持
提一燈。行暗夜。勿憂暗夜。只頼一燈。
“一燈を提げて暗夜を行く。暗夜を憂えることなかれ。只一燈を頼むのみ。” 佐藤一斎「言志晩録」十三条
2011年8月19日金曜日
わたしの(好きな)言志四録 その76
110815
言志録 第76条
人君当に士人をして常に射騎刀矟の技に遊ばしむべし。
蓋し其の進退、駆逐、坐作、撃刺、
人の心身をして大に発揚する所有らしむ。
是れ但だ治に乱を忘れざるのみならず、
而も又政理に於て補い有り。
泰平の江戸期において、わけても文化爛熟の時期に於いて
武士に武芸を奨励する理由が、
心身を大いに発揚するところ=楽に求められているところ、
しかも、それら武芸が、
礼を重んずるものであることにも着目したい。
礼楽合一がここでも希求されている。
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