提一燈。行暗夜。勿憂暗夜。只頼一燈。
“一燈を提げて暗夜を行く。暗夜を憂えることなかれ。只一燈を頼むのみ。” 佐藤一斎「言志晩録」十三条

2011年6月29日水曜日

わたしの(好きな)言志四録 その29

110629

言志録 第29条


大徳は閑(のり)を踰(こ)えざれ。
小徳は出入すとも可なり。
此(これ)を以て人を待つ。儘(まま)好し。


大徳とは、忠・信・孝・悌 など。
小徳は、進退応対など とのこと。

正直、誠実など人としての守るべき価値は譲れない。
社会人としてのマナーについては、そうこだわらなくてもよい。
と今は解しておく。

大枠の価値観や方向性があっていれば、
細部にこだわらない。

第27条とは矛盾しない。

「こだわらない」ことだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿