提一燈。行暗夜。勿憂暗夜。只頼一燈。
“一燈を提げて暗夜を行く。暗夜を憂えることなかれ。只一燈を頼むのみ。” 佐藤一斎「言志晩録」十三条

2011年6月23日木曜日

わたしの(好きな)言志四録 その23

110623

言志録 第23条




吾(われ)方(まさ)に事を処せんとす。
必ず先ず心下に於て自ら数鍼(しん)を下し、然る後、事に従う。


従事するとは、事に「従う」ことであった。これは発見だ。
事を処理するのではないのだ。
志事に従う、使命=天命に従う。

事に従う前にすべきこと、
それはまず自らの心を修めて、腹を据えること。

事を追いかけるのではなく、事に添って従うこと。

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