提一燈。行暗夜。勿憂暗夜。只頼一燈。
“一燈を提げて暗夜を行く。暗夜を憂えることなかれ。只一燈を頼むのみ。” 佐藤一斎「言志晩録」十三条

2011年6月30日木曜日

わたしの(好きな)言志四録 その30

110630

言志録 第30条


自ら責むること厳なる者は、人に責むることも亦厳なり。
人を恕するころ寛なる者は、自ら恕することも亦寛なり。
皆一偏たるを免れず。
君子は則ち躬自ら厚うして、薄く人を責む。


人に対して厳しく責めないためには、
こだわらないこと。

自分に対して甘くならないためには、
天命に恥を覚えないことを恥と思うこと。

連れ合いには、
人には厳しいくせに
自分にはとことん甘いと
いつも詰(なじ)られている。
(なじら?は、生まれ故郷の言葉では、HOWAREYOU?のこと。)

まだまだ
こだわりがぬけず、
天命に気づいてないということ。

春風を以て人に接し
秋霜を以て自ら粛す。
と、言志後録第33条にもある。

目標にしたい
好きな言葉なのだが、
まだまだだ。

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