提一燈。行暗夜。勿憂暗夜。只頼一燈。
“一燈を提げて暗夜を行く。暗夜を憂えることなかれ。只一燈を頼むのみ。” 佐藤一斎「言志晩録」十三条

2011年6月13日月曜日

わたしの(好きな)言志四録 その13

110613

言志録 第13条


学を為す。故に書を読む。


何故 書を読むのか?
学問の為である。

何故学問が必要なのか?



ここまで「学」について触れられているのは、

第1条の「凡そ天地間の事は、・・・其の数皆前に定まれり。・・・殊に未だ前知せざるのみ。」
第2条の「太上は天を師として、・・・人を師として、・・・経を師とす。」
第5条の「憤の一字は、是れ進学の機関なり。」
第6条の「学は立志より要なるは莫し。」
第12条の「三代以上の意思を以って、三代以上の文字を読め」


自分が何故この世に生を享け、どう生きてゆけば良いのか。
自らの良心、すなわち、天の意思に気づくことが大切。
そのために、
学んで自らに問う「学問」が必要なのだ。

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