提一燈。行暗夜。勿憂暗夜。只頼一燈。
“一燈を提げて暗夜を行く。暗夜を憂えることなかれ。只一燈を頼むのみ。” 佐藤一斎「言志晩録」十三条

2011年7月21日木曜日

わたしの(好きな)言志四録 その52


110722

言志録 第52条




社稷(しゃしょく)の臣の執る所二あり。
曰く鎮定。曰く機に応ず。


平時には、内外に心配事なく、落ち着いた日常を送れること。
緊急時には、まさに臨機応変、適切な対応をとれること。

一国を統べる大臣の日常の業務は、
常に今に対して正しく応接できることに尽きるということか。

またこの、鎮定・応機、二つの働きは、国のみならず、
修身、斉家、治国、平天下
どのレベルにも必要とされることに気づく。

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