提一燈。行暗夜。勿憂暗夜。只頼一燈。
“一燈を提げて暗夜を行く。暗夜を憂えることなかれ。只一燈を頼むのみ。” 佐藤一斎「言志晩録」十三条

2011年9月7日水曜日

わたしの(好きな)言志四録 その99

110907

言志録 第99条




性は同じゅうして質は異なり。
質の異なるは、教の由って設くる所なり。
性の同じきは、教の由って立つ所なり。


「教」ということがここで登場する。

性質としては、それぞれ同じように氣の結実した個人個人である。
天道を教えること、教育が成り立つ基盤である。

なぜ教育が必要なのか?

氣質というが、
氣の集まり結実した体質には、それぞれ違いがある。
その違いを発揮するために、教育が必要とされる。

天道を教わることで、自己の使命に氣づくのだ。

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