110903
言志録 第95条
耳・目・口・鼻・四肢・百骸、各其の職を守りて以て心に聴く。
是れ地の天に順(したが)うなり。
地道とは、天に随うの道。
天意を地上で実現する道。
それはちょうど身体の各部、各感覚器、すべてが、その機能を果たしていること。
しかも、各々勝手にではなく、心の在り方に応じて、働いていること。
裏を返せば、心次第で、身体・肉体の在り方が変わる。
心が、天意をどう受け止めるか、どう受け入れているかで、
地上での人の在り方が違ってくる。
どのような世の中を実現できるかが問われている。
0 件のコメント:
コメントを投稿