提一燈。行暗夜。勿憂暗夜。只頼一燈。
“一燈を提げて暗夜を行く。暗夜を憂えることなかれ。只一燈を頼むのみ。” 佐藤一斎「言志晩録」十三条

2011年7月13日水曜日

わたしの(好きな)言志四録 その43

110713

言志録 第43条




昨の非を悔ゆる者は之れ有り、
今の過(あやまち)を改むる者は鮮(すく)なし。


反省は、後悔の為にするのではない。
前進する為に、真に学び、己に問い、省みて、
まちがいは間違いと認め、
それを止める、変える、別のやり方をする。。。

誤りを誤りのままにしていることが、成長を止めている。
成長とは、一歩でも自らの使命に近づくこと。
自らの役割を担える自分に近づけていくこと。

朝令暮改は、その集団が成長する為には、欠かせない態度である。
今日の自分を変えることができることが、君子豹変すの意味である。

「大学」にあるという
まことに日に新たに、日々に新たに、又、日に新たなり、と。

毎日が生まれ変わりの機会であり、その機会を活かして、
自らの天命に少しでも肉薄することを目指すのだ。

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